交通上のトラブルから片側2車線の高速道路上を、大型車両(トラック)が、依頼人車両(普通乗用自動車)を追い抜き、あろう事か、大型車両は依頼人車両の前方に車線変更後、急ブレーキを掛け、依頼人車両に追突を至らしめそのまま逃走した事故。
依頼人車両のトライブレコーダー画像は残っていたものの、光飛びで相手方ナンバーは不明。当社としてもあらゆる画像解析ソフトを用いても判明には至らなかった。そこで、当社工学鑑定士が米国のIT企業(※米国はもとより、世界で5本の指に入る大企業)に繋がりがあるということから、そこに資料を送り、鑑定を願ったところ、「光飛びの画像は光飛びのまま撮影されているのであり、現在の技術では解析できない。参考まで、ごく一部に使われている赤外線のドライブレコーダーであれば解析は可能である。」旨の回答を得た。
従って、当社としては、光飛びしていない1割の文字の形から、全国の陸運支局のナンバープレート書体を取り寄せ(ナンバープレートは各陸運支局により書体が違うものである。)アナログ的に照合を行った結果、見事当て逃げした車両を判明、現在刑事裁判中に至った次第である。
(神奈川)