自動車について・・・・・その1(乗車姿勢・ドライビングポジション)

自動車について・・・・・その1(乗車姿勢・ドライビングポジション)

私が現職当時、茨城県ひたちなか市にある自動車安全運転センター・安全運転中央研修所において運転技術等教えられた事について話したいと思います。

まず、教官の言葉で一番心に残っているのは
自分の車にはアンチロックブレーキがついている
アンダーステアやオーバーステアを解消してくれる
等と、自分の車自慢をする人がよくいますが、これは
自分は運転が下手ですよ
と言っているのと同じで、最新の技術に頼るのも良いですけれど、まずは車の特    性を理解し、更に自分の運転技量を見極める事が一番大切です。
と言われたことです。
まったくもってその通りですね(^^)
※ アンダーステア
一定のハンドル角で大きく旋回していると、速度が上がるにつれて
車が外側に膨らんでいく特性をいう
※ オーバーステア
一定のハンドル角で大きく旋回していると、速度が上がるにつれて
車が内側に切れ込んでしまう特性をいう

そろそろ見出しの乗車姿勢について話します。
乗車姿勢、つまりドライビングポジションは運転の基本中の基本であります。
良いドライビングポジションとは
シート位置は、ブレーキを踏んで膝がまだまだ余裕のある角度であること
背もたれ角度はほぼ直角
ハンドルは10時10分から9時15分の位置
これが良いとされています。
実際始めてこのドライビングポジションで運転したところ窮屈には感じましたが、実際スラロームやS字等走行してみると、今まで以上に早く且つ的確に走行できました。
よく街で、シートの背もたれを全部というほど倒し、いわゆる寝ながら運転している若者を見かけますが、その体制で同じスラロームやS字等走行を体験したところ、かなり運転にロスが出ましたし、タイムも遅いものになりました。
本当にドライビングポジションの大切さを実感させられました。

皆さんも是非確かめてください。

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