最近発生をみる異常な交通事故について

最近発生をみる異常な交通事故について
最近脱法ハーブやら飲酒運転やらで、重大事故のニュースを多々目にすることが多い。
本当に悲しいばかりである。
車はその使い方によっては、刃物より恐ろしい武器(凶器)になるということをドライバーは良く認識して運転しなければいけないと心からそう思う。

私のところにも、死亡事故で夫を亡くした、妻を亡くした、子供を亡くした等鑑定依頼がたくさん来るが、実際遺族の話を聞かされると本当に心が痛くなり、涙を堪えるのがやっとであることが実際の話です。今回の北海道小樽市の死亡事故に関しても死者のご冥福を祈ると共に遺族の気持ちを察すると言葉に詰まります。そして、私たちはこのような理不尽な交通事故を絶対許してはいけないと心からそう思います。

さて、去年9月、福岡県春日市で脱法ハーブの影響下で運転し、歩道に突っ込み男女4人に怪我を負わせた事故で、危険運転傷害の罪に問われていた男に対し、福岡地方裁判所は懲役3年6ヶ月の判決を言い渡した。と報道されました。
今年に入り6月から立て続けに脱法ハーブの重大事故が発生しています。これだけテレビやラジオで報道しているのに未だに発生が続くのはどういう事なのか、本当にその者達の感覚が理解できませんし、それらの行動に対し怒りしか覚えません。

私は今回の北海道小樽市の事故も、最近発生を見る脱法ハーブの事故も「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」第2条を適用すべきであると思うと共に今後の警察の技術判断に注目していきたいと思っています。

本当にこのような痛ましい事故が無くなればと心から願うと共に、被害者のご冥福を願うばかりです。

※新法「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」平成26年5月20日施行の内容については後日話させて頂きたいと思います。

鑑定士 大 友

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