交通指導取り締まりについて思うこと

交通指導取締りについて思うこと・・・・・・・。

交通指導取締りは、主に警察が行っています。
ところで、警察にはいわゆるノルマがあると思いますか?
人は人を評価するとき、いわよるノルマを課してそれをクリアしたか否かでその人の評価とする場合が多いと思います。
しかし、警察の場合は取り扱う事案が一般の会社員とは異なるため、ノルマについては考えさせられることが多々あります。事件事故の発生が少ないのに、多くのノルマを警察官に課せれば、おのずとそれをクリアするために無理な取締りなどが多くなるでしょう。無理な取締りが多くなると、警察官自身も危険にさらされる場合が多くなると同時に、一般の方達にもえん罪の可能性が降りかかってきます。これではまともな交通の安全と円滑は守れません。

実際、私が現職当時も一ヶ月単位で勤務評価を受け、評価が高ければ昇任試験などに優位になっていました。月50件交通切符や反則切符を切る警察官と月200件指導警告ばかりしていた警察官では、評価は前者の方が高いのです。私個人の考えでは後者の方が立派だと思えるのですが、、、、、、、、。
実際目に見えない実績では評価されないのです。しかし、警察の職務と目的を考えるとどうしても矛盾を感じてしまいます。

私の口からは具体的には話しませんが、聡明な読者の方々には始めに話した、警察にはいわゆるノルマがあると思いますか?の質問の答えが出たのではないでしょうか。

最後に、私は現在の交通事故調査・鑑定という仕事に誠心誠意真摯に取り組んで行くことを誓い、交通事故に関する事件事故を少しでもなくしていきたいと思います。
勤務評価もノルマもないのですから・・・・・・・・・(^^)

交通事故鑑定社 大友 浩一

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